eeePC初期設定まとめ

eeePCのOSをインストールしなおしたくなったので4Gamer.netを参考に内容を個人的にまとめたもの。
説明箇所を削除して実際作業するところだけ抜き出したものです。


作業前に
エクスプローラを開き,「ツール」−「フォルダ オプション」の「表示」タブで,

・「ファイルとフォルダの表示」の「すべてのファイルのフォルダを表示する」 をON
・登録されている拡張子は表示しない をOFF
・保護されたオペレーティング システム ファイルを表示しない(推奨) をOFF(警告が出るが進めてしまって構わない)

SSDを軽くする(容量)

仮想メモリをOFFのとシステムの復元に使う量を減らす


マイコンピュータ」の「プロパティ」を表示,「詳細設定」のタブの「パフォーマンス」の「設定」を押す。「パフォーマンス オプション」の「詳細設定」タブの一番下,「仮想メモリ」の変更ボタンをクリック
真ん中やや下にある「ページングファイルなし」を選択して「設定」ボタンを押す。まだ再起動はしない。
 

システムの復元に使う量を減らす

続いて「システムの復元」タブを開いて「ディスク領域の使用」のスライダー5%(200MB)まで減らす。
 

Windows Updateの使わないファイルを削除

「C:\WINDOWS\SoftwareDistribution\Download」を全部削除
「C:\WINDOWS」の「$」ではじまるのを全部削除
 

 

ドライバファイルの移動

「C:\WINDOWS\Driver Cache\i386」の中身をSDカードに一式コピー
SDカード(Dドライブ)のルートフォルダに,移動用のフォルダを作る、「WinDrivers」という。続いて,そのフォルダの中に,「C:\ WINDOWS\Driver Cache\i386」フォルダの中身をすべてコピー。コピーが確実に終わったら,オリジナルの場所(C:\WINDOWS\Driver Cache\i386フォルダの中身)は削除

次に「ファイル名を指定して実行」で,regeditと入力。レジストリ エディタで

HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\Microsoft\Windows\CurrentVersion\Setup

の場所を開くと右側に「DriverCachePath」という項目があり、そこ「D:\WinDrivers」に書き換えてOK
 

dllcacheを移動

スタートメニューの「ファイル名を指定して実行」でcmdと入力して「コマンド プロンプト」をたちあげ

 sfc /cachesize=0

と入力してEnterキー。「Windowsファイル保護は要求された変更を正しく適用しました。」とメッセージが出れば成功。続いて

 sfc /purgecache

と入力してEnterキーを押そう。同じメッセージがもう一度出るので再起動ちなみに削除したファイル群を再度構築したい場合,

 sfc /cachesize=300 (最大サイズ300MBの例。300〜400程度で良いと思う)
 sfc /scanboot

と入力して再起動。再起動直後にWindowsディスクの場所を聞かれるので,適宜入力。
 

マイ ドキュメントフォルダもを移動

SDカードのルートに「My Documents」などのフォルダを作っておいて,「マイ ドキュメント」の「プロパティ」を選ぶ。すると「ターゲット フォルダの場所」という設定画面が出てきて、「移動」ボタンを押してSD上に移動させ,「適用」>「OK」と押す。
 

アプリ/コンポーネントの削除

Adobe Reader 8.1.0」を削除。代わりにFoxit Softwareの「Foxit Reader
Windows Live関係も全部いらない。

windowsを軽くする(見た目)

Windowsクラシックテーマへの変更

画面を右クリックして出るメニューから「プロパティ」-「テーマ」で,「Windows クラシック」にする。
タイトルバーのグラデーションを解除する。「デザイン」タブの「詳細設定」で「色 1」と「色 2」を同色で合わせればOK。

 

スタートメニューもカスタマイズ

スタートメニューの上で右クリックして「プロパティ」を出して「クラシック[スタート]メニュー」に変更して[カスタマイズ]を押す。

スタートメニューに小さいアイコンを表示する をON
頻繁に利用するメニューを優先的に表示する をOFF
コントロール パネルを展開する をON
管理ツールを表示する をON
 

「タスクバー」タブで

タスク バーを固定する をOFF
クイック起動を表示する をON

「最近開いたドキュメントを一覧表示する」もメニューを開くだけで負荷になるのでOFF。

 

エクスプローラも質素に

エクスプローラを起動して「ツール」-「フォルダ オプション」を選択。
「全般」タブは,

従来のWindows フォルダを使う
別のフォルダを開くときに新しいウィンドウを開かない

「適用」後,「表示」タブで「すべてのフォルダに適用」

windowsを軽くする(ソフト)

窓の手」編

 
「パフォーマンス」タブを開く。

カーネルを常に物理メモリに配置」をON
ファイルキャッシュサイズ でサイズを直接指定。「2」(2MB)あたりで
「ウィンドウ」タブの「コモンダイアログのプレースバー」をSDカードやら後で入れるRAMドライブの割り当て

 

tuneapp」編

 作者サイト http://factory.sakura.ne.jp/

「ディスク」には3か所の設定項目があるが,ここを全部OFFにする。
カテゴリ「ファイルシステム」では,「NTFSディレクトリのアクセス時間」をOFFに,「NTFSの8.3形式ファイル名」をOFFに,「4文字以上の〜」は「〜で保護」に,それぞれ設定しておく(Norton Internet SecurityのLive Updateなど,この「NTFSの8.3 形式ファイル名」をOFFにすると正しく動作しないものがあるので,そのときは戻せばよい)。
「ネットワーク」の2項目「Windowsネットワークでの管理共有」と「リモート参照」の「タスク」はOFF
Internet Explorer」だが――ここは,「HTTP/1.1」「HTTP/1.0」を,共に「4」くらいにしておく。
エクスプローラ」だが,「シェル統合」は「旧式シェル」で「アクティブデスクトップ」をOFF,ユーザーの行動追跡は行わない。
「行儀の悪いアプリ」では,ワトソン博士を自動的に起動しないよう設定

起動オプションの見直し

1)起動時の画面はいらない

スタートメニューから「ファイル名を指定して実行」を選び,msconfigと入力して[OK]を押す。
「BOOT.INI」だ。画面下半分に「ブートオプション」の「/NOGUIBOOT」にチェックを入れ,[適用]>[閉じる]。[再起動しないで終了する]を押す。
 
2)勝手に作るログもいらない

「コントロールパネル」−「システム」−「詳細設定」タブの一番下の「起動と回復」の[設定]を押そう。下半分に表示される「システム エラー」の三つのチェックポイントをすべてOFFにして[OK]を2回押せば終了だ。
ページングファイルをゼロにしている影響で続行確認を迫られるが,ここは[はい]を押しておく。
 
3)インデックスもいらない

マイコンピュータでのドライブのプロパティの「全般タブ」の一番下,「このディスクにインデックスを付け……」を外すとその場で反映されるので,「C:\、およびサブフォルダとファイルに変更を適用する」を選んで[OK]を押す。
 
4)レジストリもちょっと減らしておきましょう

NTREGOPT」をインストールして実行
 

ERAM」をインストールしてみよう

1)コントロールパネルから「ハードウェアの追加」をダブルクリック。「ハードウェアの追加ウィザードの開始」の画面が出るので[次へ]を押す

2)ハードウェアの検索が始まる。何も追加していないので,「既にこのハードウェアをコンピュータに接続していますか?」と聞かれる。ここで「はい、ハードウェアを接続しています」を選択して[次へ]を押す

3)「インストールされているハードウェア」の一覧が出てくるので,このリストの一番下にある「新しいハードウェア デバイスの追加」を選択して[次へ]を押す

4)インストール方法は「一覧から選択したハードウェアをインストールする」を選択して[次へ]

5)ハードウェアの種類を聞かれる一覧が出るが,「すべてのデバイスを表示」を選択して[次へ]

6)しばらくディスクが回って,ハードウェアの製造元とモデルを選択する画面になる。ここで右下の[ディスク使用]を押して,先ほど解凍したフォルダの\2000フォルダの位置を入れて(上記例ではE:\Test\2000)OKを押す

7)すると「モデル名」に「ERAM for Windows NT/2000/XP」と書かれた画面が出るので[次へ]を押す。,基本的にはすべて[次へ]と[継続]で進めれば完了


RAMディスクを大きめにするときはmsconfigの「BOOT.INI」タブの下のほうにある「詳細オプション」で,「/MAXMEM=」の数値を入力。ここで入力した分の数値だけがOS起動時に認識されるようになり,余った分をERAMに割り当てられる。
例えばメインメモリを2GBに増設しているのであれば,ここに1536(単位はMB。すなわち1.5GB)を入力しておけば,OSに512MB分(0.5GB)が認識されず,ERAMでそのぶんを丸々使えるようになるそのときはERAMの設定で,「メモリ確保元」を「OS管理外領域」に設定しておくことを忘れずに。

右下の「TEMPディレクトリ作成」にチェックを入れて[適用]を押して[OK]

スタートメニューのアクセサリから「コマンド プロンプト」を起動して,

 rundll32 eramnt.cpl,StartupFastfat 1

と入力してEnterキーを押す(一行で入力)。

 

テンポラリフォルダをRAMディスクに移動


「C:\Documents and Settings\ユーザー名\Local Settings\Temp」や「C:\WINDOWS\TEMP」あたりにTempファイルの中身を全消去。消してもなんら問題はない。
マイコンピュータを右クリックして「プロパティ」-「詳細設定」タブの下にある[環境変数]のTEMP,TMPという二つの変数を「C:\Documents〜」から「Z:\Temp」でRAMディスクに割り当てOKを2回押せば終了。


 

ブラウザのキャッシュをRAMディスクに移動

1)Internet Explorer
コントロールパネルから「インターネットオプション」を開く「インターネットのプロパティ」という画面が表示されるので,「インターネット一時ファイル」の[ファイルの削除]ボタンを押す。
「インターネット一時ファイル」の[設定]ボタンを押す。まずやるべきことは「フォルダの移動」だ。標準状態だと「C:\Documents〜」の長いフォルダ名になっているが,ここは[フォルダの移動]で Z:\Temp(=RAMディスク)その後,「使用するディスク領域」を64MB程度に設定して[OK]を押す。一度Logoffが必要。

 
2)Firefox

まず適当なエディタやメモ帳などで,次の一行のTXTファイルを書く。

user_pref("browser.cache.disk.parent_directory","Z:\\TEMP");

このファイルを,user.jsというファイル名で,「C:\Documents and Settings\ユーザー名\Application Data\Mozilla\Firefox\Profiles\●●●.default\」の中に保存する。
Firefoxの「ツール」メニューのオプションから,「詳細」を選択する。「ネットワーク」タブにキャッシュの設定があるので,[今すぐ消去]続いて,ページキャッシュとして64MBを指定すればOKだ。最後に,Firefoxを再起動。

同じ場所の\chromeフォルダにあるuserChrome-example.cssというファイルをuserChrome.cssにリネームして,中に

#sidebar {
min-width: 0px !important;
}

という3行を書いておくと,サイドバーの横幅を究極まで縮められる。